TJAplayer3にコースモードについて - 音ゲー好きの暇人ブログ

つい先日のバージョンアップで段位道場(コースモード)が搭載されましたが、自作でできたのでやり方を解説します。また、太鼓さん次郎のコースモードとの違いもあるので、それも合わせて説明します。

↓丁寧に説明したstepmania5のドリルモード自作の仕方はこちら※全3部構成

stepmania5 beta4に向けて……ドリルファイルの設定方法２ - 音ゲームマニアの暇人ブログ

画像ファイルが大きすぎて貼れないので、文章を色分けして説明していきます。

まず、太鼓さん次郎の方から説明します。太鼓さん次郎のコースモードの拡張子は、tjaファイルではなく、tjcという別の拡張子を使います。

私の自作コースのファイルはこうなっています。

TITLE:class8　クリア条件：良800以上、不可20未満
COURSE:oni
LIFE:

SONG:ナムコオリジナル/メカデス。.tja
SONG:ナムコオリジナル/パステルドリーム.tja
SONG:ナムコオリジナル/われら無敵のドコン団.tja

TITLEは、曲選択の時に表示させる文字。※このコースは段位さん次郎を使用したコースなので、クリア条件と書いてこのように表記。普通のコースならこのように表記する必要はない。段位さん次郎についてはその記事を参照。
COURSEは、難易度(数字入力も可能。数字はtjaファイルと同じ)。
LIFEは太鼓タワーのように、ライフが0になれば終わる設定となる。入力がなければコースモードのゲージになり、1にすればフルコンチャレンジになる。
SONGは曲の入っているフォルダ名/その曲のtjaファイルを書き込む。なお曲数上限はない。

結構シンプルにまとめられるのが太鼓さん次郎のコースモードの特徴ですね。ただ拡張子が違うので、そこだけ注意ですね。なお、コースの難易度はコースに設定された曲の平均値が自動的に表示されます。

次はTJAPlayer3のコースモードの仕方です。少し長いですが、おおまかに2つに分けます。

まずコースの設定と1曲目の設定方法を説明します。

TITLE:J-POP4曲メドレー
BPM:144.96
WAVE:抱いてセニョリータ.ogg
DEMOSTART:48.2
SCOREMODE:2

COURSE:Dan
LEVEL:8
BALLOON: 6, 6, 6, 6, 10, 6, 6, 9, 9, 22, 10, 9, 9, 52,
EXAM1:g,95,100,m
EXAM2:s,3000000,3600000,m
EXAM3:h,2000,3000,m
#START
#NEXTSONG 抱いてセニョリータ,,J-POP,抱いてセニョリータ.ogg,780,180
#BPMCHANGE 144.96

#DELAY 0.14

黒文字のところは太鼓さん次郎と同じなので省略します。ただ注意として、DEMOSTARTはコースモードでも流れるようになっているので、流す曲の設定と同じ位置推奨です。WAVEは表示しているときに流れる曲です。1曲目ではなく2曲目以降を設定することも可能です。

COURSEの欄はDanまたは6で固定。
LEVELは選択画面で表示させる難易度。設定の仕方は、通常のtja譜面と同じだが、コースモードでも自由に設定できるようになったことで難易度10だけなのに難易度1にするなどフェイクも可能。
BALLOONは風船連打の数指定。これもtjaファイルと設定は同じだが、すべての曲の設定をここで行う必要がある。
EXAMは段位のクリア条件。最低1つ最大3つの設定が必要。なお設定方法は『EXAMn:<条件の種別>,<赤合格値>,<金合格値>,<条件の範囲>(n=1~3)』である。条件の種別などの詳しい設定は、下記URL参照。
NEXTSONGは段位中に曲を切り替える指示。この際にアニメーションが発生。なお設定方法は、
『#NEXTSONG <タイトル>,<サブタイトル>,<ジャンル>,<音源ファイル名>,<初項>,<公差>』である。サブタイトルを設定しない場合は何も入力せず、『,』を並べる。『,』の数が違うとエラーが起きるので注意。初項は、SCOREINITと同じ数字、公差はSCOREDIFFと同じ数字を入力すると、通常のtjaファイルと同様の採点方法となる。
BPMCHANGEは曲の速さを変更する指示。太鼓さん次郎でも使われることがある指示の一つである。BPMが変わらずとも設定しておくこと推奨。
DELAYは譜面とのずれを入力する。基本的にOFFSETの絶対値で問題ない。